40代の経営者様とご面談の機会をいただきました

顧問の依頼をを検討されている40代の経営者様とご面談の機会をいただきました。
この経営者様の会計事務所に対する大きな不満は次のとおりでした。
帳簿データの作成を会計事務所へ依頼しているが、試算表が出てくるのが遅い
しかも、渡している帳簿書類が入力漏れや正しく処理されているのかがわからないといったものでした。
まず、試算表が出てくるのが遅いことについて、経営者様へ会計事務所とのやりとりを伺いました。
その月分の資料を会計事務所へ渡すのは、翌月の15日前後。
そして、5月の試算表を会計事務所から提示してもらうタイミングは、6月末。
一瞬、そこまで大きな不満を感じるほど遅くはないのではないかと思いました。
しかし、一日でも早く試算表を確認されたい経営者様のお気持ちを考えると、
やはり、半月は長いと思い直しました。
また、会社内で手書き帳簿で管理をし、さらに別の無料ソフトで入力して突合をする
そして、会計事務所へ資料を渡して、再度突合をする。
そこまでのチェックをすることで、間違いが軽減するのではという要望でした。
そこまで、やる必要があるのかと思いますが、入念し確認をしたいという気持ちは理解できます。
普段から当たり前と思い込んでしまっていることこそ、サービス提供側とお客様との
感覚のズレで、悪しき慣習なのだと感じました。
私どもでは、お客様の考えを真摯に受け止めて善処していきたいと思います。
わたくしどもの会計ソフトを社長様に閲覧のみをしていただくことで、いち早く状況を
確認できるように設計をしました。
経営者様と会計事務所の間に生じる感覚のズレを埋めていくことこそ、
選ばれる会計事務所への第一歩であると感じ、今後も努力していきたいと思った面談でした。